自動化された倉庫業務を理解するには、基本となる用語を知ることが重要です。この用語集ではベテランの方から初心者の方まで、すべての方に向けて自動化技術の用語や関連する業界用語をわかりやすく解説しています。知識の向上、ステップアップにご活用ください。
3PLとは、サードパーティーロジスティクスの略で、物流や流通のサービスを外部の専門企業に委託することです。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫や流通環境でケースの取り出し、移動、配置を行う目的で特別に設計されたロボットです。
物流におけるAIには、人工知能/機械学習の応用が含まれており、さまざまな物流プロセスを最適化かつ合理化し、よりスマートな意思決定とリソースの活用を促進します。詳細はこちらをご覧ください。
ASAP(AutoStoreアクセス ポイント)は、ロボットをAutoStore制御システム(ASCS)にワイヤレスで接続します。
AutoStore制御システムは、制御キャビネット内のコンポーネントラック全体です。これには、ASIO、UPS、スイッチ、コントローラーPC、およびコントローラーPC上で実行されるソフトウェアが含まれます。
倉庫内での資材搬送に使用される自動運転車両です。
自動倉庫システム(AS/RS)は、物品の自動保管・検索に使用されるコンピューター制御システムです。詳細はこちらをご覧ください。
自動化倉庫とは、効率的で正確な倉庫作業を行うための様々な自動化システムを備えた設備です。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫内などで資材搬送やマテリアルハンドリングに使用されるロボットシステムです。
B1ロボット、通称Black Lineは、AutoStoreのキューブストレージシステムの一部として販売されている倉庫用ロボットで、より高さのあるビンを処理・輸送するための設計となっています。しかし、新しいR5 Red Lineシリーズの機能強化により、B1は新しいAutoStoreの導入では主流のロボットモデルではなくなり、2025年から段階的に廃止される予定です。
バーコードの読み取りと解釈を行うように設計された装置です。商品情報をリアルタイムで提供し、在庫の正確な追跡と管理をサポートします。
1つのビンの受け渡しで複数の顧客へのピッキングが可能になります。たとえば、顧客AのMichaelと顧客BのThomasの両方が同じアイテムを注文した場合、ピッキング担当者は在庫ビンから2つのアイテムを取り出して、両方の注文を一度に処理します。
事業の改善を目的とした活動、アイデア、取り組みを指します。収益の増加、事業の拡大、戦略的パートナーシップの構築による収益性の向上、戦略的経営判断などがあります。
AutoStoreでは在庫品を収納する個々の収納容器を指します。グリッド内で互いに直接積み重ねられ、気密性の高い保管キューブを形成します。詳細はこちらをご覧ください。
指定されたビンの平均深度を示す指標です。
ビンのすべての測定が仕様に準じているかを販売業者が確認できる測定ツールです。ビンメーカーから入手するか、販売業者が製作することもできます。
ビンを異なる高さにあるグリッド間の移動の際に使用します。これは、ワークステーション(ポート)がグリッドとは異なる高さにある場合に役立ちます。
ビンリフトを制御し、ASLogからのコマンドとCANバスからのステータスアップデートを伝達します。
ポートへのビンの受け渡しと連動してビンの上げ下げを行う枠組み状の装置です。
AutoStoreシステムでは、特定のビンが気密性の高いグリッド内のから取り出され、受け取り用のワークステーション(ポート)に受け渡されるプロセスを指します。この動作はロボットが行います。ロボットは該当のビンを選択し、ビンを持ち上げ、指定のポートに搬送して、オペレーターに受け渡します。オペレーターがビンから品目を取り出したり、ビンに品目を補充したりすると、ロボットはビンをグリッド内のそれぞれの場所に戻します。つまり、オペレーターがAutoStoreシステム内に保管されている在庫に、アクセスしてオーダーピッキングや補充を行うことができるようにする仕組みです。
既存の建物やインフラ内に倉庫自動化システムを導入することを指します。自動化システムを新しい施設や未開発の施設に取り入れるグリーンフィールド型導入とは対照的な用語です。AutoStoreの無駄のないスペース活用と効率的な保管ソリューションにより、多くのお客様が既存の建物やインフラを活用するブラウンフィールド型導入を選択しています。この方法では、現在の資産を最大限に有効活用が可能なだけでなく、グリーンフィールドプロジェクトでは必要となる、多額の不動産投資を削減することができます。
プロセス間の断続的な保管を表します。バッファーセルは、ビンをポートに受け渡す前の一時的な保管場所として使用されます。
AutoStoreシステム内の一時的な保管場所として機能します。特定のポートに待機列がある場合、ロボットはビンをバッファーセルに入れます。これにより作業が効率的化され、待ち時間が短縮されます。ポートが利用可能になると、ビンはバッファーセルから取り出され、指定のポートでオペレーターに受け渡されます。このシステムにより、需要のピーク時でもロボットが途切れなく動作し、ワークフローが最適化されます。
AutoStoreシステムの特殊な倉庫ワークステーションです。3本の回転アームを備え、各アームがビントレーを掴むように設計されています。後方の2本のアームが、ロボットにビンの配置や取り出しを促し、前方の3本目のアームでビンを受け渡すため、ピッカーはビンの中身に直接アクセスできます。回転式のメカニズムにより、一貫したビンの受け渡しフローが確保され、煩雑な倉庫作業の効率性が向上します。CarouselPortの詳細については、こちらをご覧ください。
セルのすべての寸法が仕様に準じているかを確認する場合に使用される特殊なビンです。
ポートのオペレーターがアクセスできない場合、ビンは閉じていると考えられます。クローズドビンに対して商品の追加や取り出しを行うことはできません。
閉じたポート(ワークステーション)では、ビンはオペレーターに受け渡されません。クローズドポートを使用してシステムにビンを追加することはできません。オープンポートも参照してください。
コンソール アプリケーションでは、異なるAutoStoreモジュールのステータスを確認し、設定や動作を調整できます。
さまざまなバージョンのコントロールアプリケーションがあります。
資材フローシステムであり、処理とコマンドに関する、AutoStoreシステムの主な要素です。すべてのビン、ロボット、ポートの位置を常に監視します。オーダーの指示を受けるとロボットにタスクを割り当て、その動きを調整します。さらにxHandlerによって診断とトラブルシューティングを管理し、システムの持続的な稼働を可能にします。
コントローラーをセットアップするには、倉庫施設のインフラへのネットワーク接続、ネットワークスイッチ、コントローラーPCが必要です。さらに効率を上げるには、オプションのRouter™ を組み込むこともできます。コントローラーの詳細については、こちらをご覧ください。
制御キャビネットに収納されているAutoStore制御システム(ASCS)の主要な要素です。中央処理装置として機能し、AutoStoreシステムを管理するソフトウェアを実行します。AutoStoreI/O(ASIO)、無停電電源装置(UPS)、ネットワークスイッチなどの他の要素との調整が必要です。
施設内のAからBや資材を搬送するように設計されたメカニズムです。手作業を減らし、品目を効率に移動します。コンベヤーシステムの設計や複雑さは倉庫のニーズに応じて異なります。ベルトコンベヤー、ローラーコンベヤー、チェーンコンベヤーなどの種類があります。詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreグリッド内の在庫ビンにアクセスできるAutoStore倉庫ワークステーションです。ひとつのビンがオペレーターに届くと、別のビンがロボットによってその上方で保持され、使用可能な状態になります。ConveyorPortは高性能のカバーやセンサーなどの安全機能を備えており、在庫ビンへのアクセスに最適です。ナロータイプとワイドタイプがあり、グリッドのどの面にも設置できます。詳細はこちらをご覧ください。
協働ロボット(コボット)は、共有作業スペースで作業員と一緒に働き、倉庫の生産性と安全性を強化します。
AutoStoreグリッド内のx座標とy座標で定義される特定の場所です。各セルは、在庫ビンを収容したり、ロボットの動きを促したりする際の指定スポットとして機能します。
企業と既存および潜在顧客とのやり取りを管理する技術です。多くの場合、データ分析を使用して顧客の各種履歴を調べ、ビジネス関係の改善やプロセスの円滑化による売上促進を目的としています。
入荷した商品の荷下ろしを行い、直接出庫車両に積み込むロジスティクス戦略です。保管時間を短縮することでコストを削減します。
AutoStoreが先駆けて開発した自動倉庫システム(AS/RS)のカテゴリーです。キューブストレージでは、気密性の高いキューブ型の容器で品目を整理し、倉庫のあらゆる空間、スペースをフル活用します。保管容量を最適化するだけでなく、在庫検索もスムーズにするため、近年の倉庫業務におけるスペースの効率化と改善に大きな影響をもたらしています。このシステムにより、利用可能な立方インチがすべて有効利用され、保管スペースと保管作業効率が最適化されます。
AutoStoreシステムで使用するために設計されたコンソールアプリケーションの一種です。システムを完全に制御できるサービス コンソールとは異なり、機能が絞られたシンプルなインターフェイスです。
在庫を定期的にチェックする手法です。倉庫内の品目のうちの一部をカウントして在庫の精度を検証することで、管理状況との不整合を最小限に抑えます。
ロボットはグリッド上を自由に移動するのではなく、x方向とy方向のトラックを巡ります。
向き(AutoStoreで使用される場合)も参照してください。
商品を受け入れ、仕分け、保管を行い、さまざまな目的地(小売店や卸売業者、または直接顧客)へ再配送する専門建物または施設です。物流施設や物流倉庫とも呼ばれます。
AutoStoreシステムの一部で、アルミ製のトラックで作られたグリッドの枠組みで構成されます。このグリッドは、二重のトラックがXとYの両方向に配置された固有の設計になっています。この二重のトラック配置により、ロボットはどの方向でも支障なくすれ違うことができるため、効率性と柔軟性が向上します。シングル/ダブルグリッドも参照してください。
ロジスティクスや在庫管理などのさまざまなビジネスプロセスを統合し、効率と連携を高めるソフトウェアシステムです。
受注の処理、梱包、発送を効率的に行い、顧客にタイムリーに配送する専門施設です。
AutoStoreの高速倉庫ワークステーションです。人間工学(エルゴノミクス)に基づき、作業員の作業効率を高める目的で設計されています。在庫ビンの開口部が傾斜していることでインターフェイスが最適化され、手を伸ばす動作動作やねじる動作が最小限に抑えられるため、オペレーターの反復作業時の快適性が確保されています。ワークステーションには、二重のビン開口部、視覚補助装置、標準搭載のピックトゥライト(PTL)システムを備えており、すばやく正確なピッキングが可能です。適応性のある設計により、さまざまな倉庫技術と連携してシームレスに組み込むことができます。詳細はこちらをご覧ください。
オーダーのピッキングとステージングを一新する、最先端のAutoStoreワークステーションです。オペレーターはオーダーをステージングして、発送や積み込みの準備が整うまでの間、グリッドに再度入れておくことができます。これにより、従来のフロアのステージングに必要なスペースの最大4倍節約されるため、コストが大幅に削減されます。通常、ステージングしているオーダーをグリッドに戻すには複数のワークステーションが必要ですが、FusionPort Stagingを使用すれば、1つのポートですべてを処理できるため、プロセスが簡素化されます。
FusionPortと同等のエルゴノミクスの原理を取り入れているため、作業員の負荷が最小限に抑えられます。また、ロボットとオペレーター間の安全に行き来するハッチなどの機能があるため、安全面でも中心となるワークステーションです。さらに、一体型のピックトゥライト(PTL)システムが標準搭載されており、ピッカーをサポートして精度を向上させることが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
グローバルに展開する取引先との関係を管理する企業の戦略的アプローチです。さまざまな地域や国にわたる一貫して統合されたやり取りが管理されます。
品目を直接作業員に届ける高度なオーダーピッキング方法です。作業員が保管場所まで移動する必要はありません。AutoStoreでは、自動販売機のようにロボットが在庫ビンを取り出し、人が操作する倉庫ワークステーションにビンを渡します。この方法により、オーダーピッキングの時間が大幅に短縮され、作業効率が上がり、より快適な作業環境になります。詳細はこちらをご覧ください。
新たに建設された建物に倉庫の自動化を導入することを指します。既存の建物にシステムを導入するブラウンフィールドとは対照的な用語です。
AutoStoreシステムと在庫ビンの基本構造です。アルミ製で、レゴブロックを組み立てるように、迅速かつ簡単に取り付けることができます。適応性が高く、支柱や不規則なコーナーに効率良く収まるため、スペースが有効利用でき、段差があっても配置できます。グリッドの上にある線路がロボットの経路として機能するため、在庫ビンをスムーズに横断して取り出すことができます。AutoStoreのモジュール設計により、オペレーションを中断することなく、家に部屋を増設するように、すばやく簡単にグリッドを拡張できます。詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreシステムの設計に使用するプログラムです。Grid Designerはお客様にはご利用になれません。詳細はこちらをご覧ください。
安全介入ゾーンにいるユーザーは、グリッドドアを使用してグリッドに入ることができます。グリッド ドアのロックは、コンソールアプリケーションで制御されます。ロボット ドアも参照してください。
通常、サービスエリアのロボットドアの前にある3つの小区画になります。そのうち2つの区画には緑色の金属板が取り付けられています。この金属板には図があり、ロボットをグリッドに追加する手順が記載されています。
消費者の日常生活に必要な各種食品や日用品を専門に販売する小売店または小売部門です。詳細はこちらをご覧ください。
医療サービスの提供、公衆衛生の促進、個人と地域社会の健康の確保を専門とする業界です。詳細はこちらをご覧ください。
密閉されたスペースの温度、湿度、空気純度を制御する各種技術を利用するシステムです。
作業場での重大事故の前は軽微な事故が数多く起きていることを示す法則です。積極的な安全対策の重要性が主張されています。詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreビンを収容していない、グリッドの上部にある保管セルを指します。標準グリッドには25%のホールがあります。
工業製品の製造、生産、流通に従事する企業です。詳細はこちらをご覧ください。
商品の流れを管理および制御して最適な在庫水準を確保し、保管コストを最小限に抑え、顧客の需要を満たすプロセスです。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫内の在庫の変動と状態を継続的に監視して記録します。
企業が一定の期間に在庫をどのくらいの速さで販売し、在庫を入れ替えるかを測定する主要業績指標です。
効率的な在庫管理を行うための重要なデータです。倉庫内の各品目や商品に関する重要な情報であり、数量の他に寸法(長さと幅)、重量、サイズ、さらに形状といった物理属性などがあります。
品目マスターデータは、AutoStoreや他の倉庫自動化ソリューションを導入する際の重要な要素となります。このデータによって、自動化システムの在庫ビンの中に保管できる商品と、システムの外部(パレットなど)に保管する必要がある商品が決まります。通常、品目マスターデータを効果的に管理して活用するには、WMSが必要となります。
倉庫内の労働リソースと労働者の生産性を最適化するソフトウェアアプリケーションです。
コースの内容の計画、配信、管理、評価に使用されるソフトウェア・アプリケーションまたはWebベースのプラットフォームです。主に教育コースやトレーニングプログラムに利用されます。
在庫型物流センターから顧客の玄関先までの配送プロセスの最終段階で、多くの場合、時間的制約のある重要な工程になります。詳細はこちらをご覧ください。
発注されてフルフィルメントが行われ、商品が顧客に配送されるまでの期間を指します。 詳細はこちらをご覧ください。
機器がシャットダウ無効化、(該当する場合)通電停止を確実に行うための一連の手順です。これにより、システムのメンテナンスと修理作業を安全に行うことができます。
サプライヤーから顧客へ商品の移動、保管、配送を管理する複合プロセスです。サプライチェーン全体の効率的かつ効果的なフローを計画、実施、管理します。詳細はこちらをご覧ください。
搬送、倉庫業務、在庫管理など、すべてのロジスティクス活動を戦略的に計画して実行し、優れた運用を可能にします。
高度なアルゴリズムとデータ分析を使用して意思決定を改善し、ロジスティクス作業の効率と精度を強化します。機械学習はAIや人工知能と同じです。
トラブルのないオペレーションにするために定期的に実施されます。AutoStoreではカテゴリー2のユーザーが実施できます。ユーザーカテゴリーも参照してください。
各種システムと連携し、システムへの入力に基づいて命令を実行する中心的なソフトウェアとして機能します。司令塔のような役割で、情報を受け取り、それに応じて行動を指示します。たとえば、倉庫管理システム(WMS)で、Thomasが明日の午後までに3つの特定の注文品/商品を自分のところに届けてほしいという要求を伝えるとします。WCSソフトウェアでは、このオーダーに対応するために2つの異なる在庫ビンを追加する必要があると判断します。AutoStoreでは品目フローシステム(MFS)はコントローラー(オプションのルーターアドオンソフトウェア付き)と呼びます。このような入力を統合し、必要な在庫ビンをワークステーションに搬送してオーダーフルフィルメントを行うようにロボットに指示することで、タスクを効率的に管理します。詳細はこちらをご覧ください。
マテリアルハンドリングでは、倉庫や在庫型物流配送センター内での商品の移動、保管、管理を行い、作業プロセスを最適化します。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫スペースを最大化するには、利用可能なスペースを最大限に活用して保管容量と効率を高めるための各種戦略とシステムの導入が必要です。
mコマース(モバイルコマース)とは、スマートフォンやタブレットを使った商品やサービスの売買のです。モバイルショッピングアプリ、決済、銀行サービスなどの機能があり、どこにいてもショッピングや取引が可能になります。
AutoStoreのシステムが試運転チームに引き渡される前の最終チェックです。
建物やスペース内の中二階や高台を指します。一般的にメインフロアと天井の間にあります。保管、作業スペース、観察といったさまざまな用途の付加エリアとして機能します。フロア上ではなく、高い位置にあるスペースであることが特徴で、余っている有用な面積を使用するため、建物の占有面積を広げる必要がありません。多くの場合、倉庫、オフィス、小売店などや、垂直スペースの有効活用が不可欠な環境で、スペースの利用を最適化したい場合に使用されます。
一次保管やフルフィルメントセンターとは別に配置されるフルフィルメントセンターです。効率性と利便性が増すように、戦略上客先に近い場所に配置されます。多くの場合、ショッピングモールに組み込まれています。リードタイムの短縮、ラストマイル配送の最適化、コスト削減、環境への影響の低減、店舗受け取りのような利便性のメリットがあるため、MFCは現代の商取引で極めて重要な役割を果たしています。都市部の不動産の制約状況を踏まえると、スペース効率は、自動化されたMFCソリューションを選択する際の最も重要な要素です。そして、AutoStoreは最適な選択肢を提供します。カナダのDecathlonのMFCとフィンランドの食料雑貨企業KeskoのMFCについて、詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreのConveyorPortワークステーションまたはPickUpPortに関連する場合は、ポート内のビンの向きを指します。ナローポートは、短い方の側面がオペレーターの方を向くようにしてビンを搬送します。
オープンポート(ワークステーション)では、オペレーターにビンを受け渡すことができます。オープンポートは、システムにビンを追加する場合も使用できます。クローズドポートも参照してください。
ピッキング、梱包、発送などのさまざまな段階が含む、発注から顧客への配達完了までのプロセスです。詳細はこちらをご覧ください。
注文明細行(品目、SKU、品物、商品とも呼ばれる)は、顧客のオーダーの一部であり、個々の品目または商品を表します。オーダー処理とフルフィルメントの場合、オーダーは1つ以上の注文明細行で構成され、各注文明細行では特定の商品、その数量、その他の関連する詳細を指定します。
受発注のライフサイクル全体を処理および管理し、スムーズな連携と顧客満足度を確保するために使用されるソフトウェアソリューションです。詳細はこちらをご覧ください。
出荷準備のために保管エリアから個々の品目を選択するプロセスです。オーダーフルフィルメントに不可欠な要素です。詳細はこちらをご覧ください。
定義上では、AutoStoreロボットは常に南か北のいずれかを向いています。
方向(AutoStoreで使用される場合)も参照してください。
ビンの最大重量を超えると、ポート(ワークステーション)は過負荷状態になり、システムにビンを追加できません。
商品をパレットに整理して積み重ねることを表します。搬送しやすくなり、安全性も向上します。 詳細はこちらをご覧ください。
既存のビジネスパートナーや潜在的なビジネスパートナーとの企業のやり取りを管理するための戦略やシステムです。多くの場合、取引や関係を自動で追跡する技術を利用します。
ビジネスパートナーとの関係を構築して維持し、そのパートナーシップを通じて売上を促進する専門職です。
別の場所にある品目を任意の場所に配置するように設計された特殊なロボットシステムです。倉庫の効率と精度を向上させます。
オーダーピッキング作業中に倉庫作業員が正しい品目と数量を確認できるように光で表示するシステムです。 詳細はこちらをご覧ください。
一般向けのAutoStore倉庫ポートです。オンラインのオーダーを非接触で受け取ることができ、オムニチャネル小売戦略に対応します。ナロータイプまたはワイドタイプがあり、場所を取らずに集客や顧客の定着を促進させ、収益成長につなげます。警告ラベル、安全バー、ダンパー、LEDインジケーターなどの機能で安全性を確保しています。詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreシステムの在庫ビンで、ロボットによって取り出され、グリッド内で積み重ねられたビンの上部に目的に合わせて配置されます。この配置により、オーダーフルフィルメントプロセス持のアクセス性と効率が最適化されます。
入力装置の状態を常に監視し、出力装置の状態を制御するカスタムプログラムに基づき判断する産業用コンピューター制御システムです。
オペレーター(倉庫作業員)が品目をピッキングする際に在庫ビンを受け渡すワークステーションです。CarouselPortやRelayPortなどがあります。倉庫自動化業界では通常、ワークステーションと呼ばれます。詳細はこちらをご覧ください。
制御ボタンやステータスLEDなどのポート制御要素を備えています。コントローラーPCと混同しないように注意してください。
ロボットがビンを持ち上げる場所のセル、またはビンの配送先のセルです。
補充や仕分け作業中に倉庫作業員がどこにどれだけの品目を配置するかを光で表示するシステムです。
超高速配送(多くの場合、1時間以内)に特化したeコマースモデルです。主に食料雑貨、食品、生活必需品などの消費者の即時ニーズに応えるため、高度なロジスティクスと局所的な倉庫業務を活用します。利便性を備え、都市のライフスタイルに対応します。
四半期ごとに行われる定期的なレビューです。業績、戦略、今後の計画について検討し、評価します。
AutoStoreシステムのロボットの一部です。ラジオにより、ロボットはASAP経由で制御システムと通信することができます。
倉庫に品目を補充し、常に需要を満たす十分な供給を確保するプロセスです。詳細はこちらをご覧ください。
高い作業負荷用に設計された高速のAutoStore倉庫ワークステーションです。RelayPortは、倉庫作業員に高速で在庫ビンを受け渡し、わずか2.5秒でビンを交換できます。1時間に最大650個のビンを扱うことができ、倉庫作業の最適化に非常に効果的です。詳細はこちらをご覧ください。
RFID技術は、電磁界を利用して対象物に取り付けられたタグを識別して追跡し、リアルタイムに可視化して在庫管理を強化します。
AutoStoreグリッド上を移動する遠隔制御ユニットです。ロボットはビンを持ち上げ、ポート(ワークステーション)に搬送してグリッド内の場所に戻します。ロボットは、AutoStoreシステムの動的運用において重要な役割を果たします。正確かつ機敏にグリッド間を移動することで、保管および検索プロセスを最適化します。詳細はこちらをご覧ください。
ロボットドアにより、ロボットは安全介入ゾーンからグリッドに移動できます。ロボットドアのロックは、コンソールアプリケーションで制御されます。グリッドドアも参照してください。
標準のロボット充電器では充電できないオプションのロボットアクセサリー用充電器です。
施設内の資産や商品の位置を即座に可視化し、効果的な追跡と管理を行います。
R5ロボットは、AutoStoreを代表する非常に効率的なロボット労働力です。AutoStore AS/RSで重要な役割を果たします。各ロボットは独立して動作します。コントローラーから命令を受けて常時働き、最適なパフォーマンスを提供するためにグリッド内の在庫ビンの取り出し、搬送、配置替えを実施します。これらのロボットは最高速度3.1m/秒、持ち上げ速度1.6m/秒の驚異的な速度で働きます。また、信頼性だけでなくエネルギー効率に優れているため、運用コストを削減し、持続可能な作業に貢献します。内蔵バッテリーとグリッドベースの充電器により、中断することなく連続して動作します。詳細はこちらをご覧ください。
R5+ロボットはR5ロボットの後継です。機能が強化され、さらに能力が増しています。このロボットは、最大高さ425mmのビンを含むAutoStoreビンの3つのサイズすべて対応するよう特別に設計されています。高い信頼性があり、コントローラーからの命令を受け、在庫ビンを取り出してワークステーション(ポート)搬送し、在庫ビンを効率的に整理します。先代モデルと同じ最高速度3.1m/秒、持ち上げ速度1.6m/秒を誇り、卓越したパフォーマンスを発揮します。また、従来と同様にエネルギー効率に優れ、AutoStoreシステムにシームレスに統合されるため、大型の在庫ビンを収容するだけでなく、迅速かつ信頼性の高いオーダーフルフィルメントが可能です。詳細はこちらをご覧ください。
(通常)グリッドの外側にあるアクセス制限エリアであり、AutoStoreシステムを停止せずにロボットの操作を行うことができます。安全介入ゾーンは、サービスウォールによってグリッドから分離されています。
品目またはSKUを特定の順序で並べて処理を進めます。
AutoStoreシステムの中央制御システムの構成要素です。
構成内容は以下のとおりです。
AutoStoreでは、動作不良時に円滑な運用に戻すために実施されます。サービスはカテゴリー3のユーザーが実施します。詳細は顧客と販売業者との間で結ばれるSLAによって異なります。メンテナンスも参照してください。ユーザーカテゴリーも参照してください。
AutoStoreシステムの総合的なコンソールアプリケーションです。システム管理者や技術スタッフが広範な機能を完全に制御して利用できるように設計されています。一般ユーザー向けに機能が制限されるカスタマーコンソールとは異なります。このコンソールアプリケーションにより、AutoStoreモジュールの綿密な監視、設定、管理が可能になるため、システムとの詳細なやり取りが必要なユーザーに対応しています。
AutoStoreシステムでは、安全介入ゾーンに通じるドアを指します。お客様の責任により、現地の基準に準拠したドアで安全介入ゾーンへの安全なアクセスを確保してください。
AutoStoreにおけるSLAは、顧客と販売業者との間の、サービスとメンテナンスに関する合意内容を表します。
AutoStoreシステムのグリッド周辺で人を移送するように設計された機械式車椅子です。手動で操作できます。
グリッドと安全介入ゾーンの間の物理的な仕切りです。ロボット用と人用の2つのドアがあります。どちらのドアも電子ロック装置で制御されます。
AutoStoreシステムのシングル/ダブルグリッド(SDG)は、アルミ製トラックで作られたグリッド構造で、X方向にダブルトラック、Y方向にシングルトラックが配置されています。この構成により、ロボットが効率的に移動できるため、ダブルトラック(X軸)に沿った平行移動と、シングルトラック(Y軸)経由の各種グリッドエリアへのアクセスが可能です。XとYの両方向にダブルトラックが配置されているダブル/ダブルグリッド(DDG)も参照してください。
購入可能な各商品やサービスを一意に識別する単位です。在庫の追跡や管理が容易になります。詳細はこちらをご覧ください。
IoT、AI、自動化などの先進技術を組み込み、倉庫業務の効率、精度、生産性を強化します。詳細はこちらをご覧ください。
将来の潜在的な需要を示す、まだ確定していない潜在的なオーダーまたは未確定のオーダーを表します。
倉庫業務とロジスティクスのソフトウェアには、在庫管理、オーダー処理、倉庫ロボティクスの制御など、さまざまな作業の円滑化と最適化を目的とした広範囲にわたるアプリケーションやシステムがあります。ロジスティクスのソフトウェアは倉庫ロボティクスシステムの運用と調整を制御するため、高パフォーマンスのロボティクスと低パフォーマンスのロボティクスを区別する場合に重要な役割を果たします。
特定の分野やトピックについての知識と専門性を備え、その領域での知見、指導、解決策を提供することができる専門家です。
記録された在庫と実際の現物在庫が一致しない場合に起こり、一般的に手違いや不正行為が原因で生じます。 こうした不一致を修正するためには、倉庫管理システム(WMS)の使用が不可欠です。AutoStoreのような自動化システムでは、盗難に対するセキュリティを強化し、正確な在庫の確保を支援します。
調達から配送に至るまで、さまざまなサプライチェーンプロセスを自動化して円滑にする技術を活用し、効率と精度を高めます。
商品の生産と流通に関わるすべての活動を包括的に監督し、サプライヤーから顧客までの連携を効率化します。詳細はこちらをご覧ください。
サプライチェーン全体を通して商品やリソースの流れを最適化し、タイムリーな配送と費用対効果を確保するための戦略策定と予測を行います。詳細はこちらをご覧ください。
在庫管理から搬送ロジスティクスまで、サプライチェーンのさまざまな面を強化するために使用されるAI、IoT、ロボティクスなどの先進技術です。
あるフロアのグリッドと別のフロアのピッキングステーションを接続するために設計されたAutoStore ワークステーションです。2本の回転アームを使用して、フロア間でビンを効率的に搬送します。あるビンがオペレーターの元に届くと、別のビンが反対側で待機します。交換は所要時間3秒ですばやく実施され、円滑なワークフローが可能です。安全性と使いやすさが優先された設計は、エルゴノミクスに基づき、ビン開口部に安全ハッチが設けられているため、騒音が軽減され、オペレーターの安全が確保されています。
AutoStoreシステムの稼働時間を測定する簡単な指標です。システムが停止していない(STOPPEDモードではない)時間の割合を計算します。たとえば、システムが60分間のうち50分間稼働する場合、システム稼働率は83.4%です。この指標では、サービス、手動による停止、停電、ロボットエラーを問わず、システムの停止する理由は区別されません。稼働時間も参照してください。
取引先のアカウントの技術面を統括および管理し、最適なソリューションとサポートを保証する専門職を指します。
一時的にグリッドの上部に置かれ、トラックの上に突き出た状態のAutoStoreシステムのビンです。ロボットがトップビンの上を走行することはできません。トップレスシステムも参照してください。
トップビンを使用しないように設定されるAutoStoreの設置方法です。トップレスシステムでは効率が低下する可能性があります。
輸送業務を最適化して円滑化し、タイムリーでコスト効率の高い配送を実現するソフトウェアソリューションです。詳細はこちらをご覧ください。
ロボットが停止し、一方の車輪を下げて、もう一方の車輪を上げて別方向に走行するときに発生します。
一つの単位として移動、保管、取り扱い、搬送できるようにパレットに固定してパッケージ化された品目の集合です。
復旧稼働時間とも呼ばれます。AutoStoreシステムのパフォーマンス指標で、エラーを除いた運用時間に焦点を置いています。システム稼働率性とは異なり、システムエラーによる停止のみを考慮し、エラーが解決し始めた時点からカウントを開始します。たとえば60分のうちラー修正のダウンタイムが5分あり、稼働時間が55分間の場合、稼働率は92.7%になります。これは、システム稼働率と比較して、システムの信頼性をさらに具体的に示す指標になります。
AutoStoreシステムの円滑な運用を進めるため、すべてのユーザーは定期的なトレーニングを受ける必要があります。トレーニング セッションは、AutoStore施設、販売業者の施設、またはお客様の所在地で行われます。
お客様の責任で、十分な資格を持つ作業員のみがAutoStoreシステムを運用するようにしてください。
AutoStoreユーザーは、以下のユーザーカテゴリーのいずれかに属します。
カテゴリー3および4の担当者はAutoStoreによるトレーニングを受けます。カテゴリー2の作業員はカテゴリー3の作業員によるトレーニングを受けます。
垂直スペースを最大限に活用し、品目の保管と取り出しを行う自動化保管システムです。
音声ピッキング(音声指示による倉庫業務)は、オーダーピッキング作業時に音声コマンドを使用して作業員を誘導し、作業速度と精度を向上させます。詳細はこちらをご覧ください。
さまざまな自動化システムや技術を統合して倉庫作業を円滑に最適化し、手作業を減らして効率を高めます。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫業務を根本から変えるAI、ロボティクス、IoT技術の採用など、倉庫自動化における現在と今後のトレンドです。
倉庫内のさまざまな自動化システムを管理および調整するソフトウェアアプリケーションです。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫の生産性、精度、運用パフォーマンス全体を高めるために実施される戦略と手法です。
オーダーピッキングから出荷まで、さまざまな倉庫作業を調整して最適化する高度なソフトウェアソリューションです。詳細はこちらをご覧ください。
保管エリア、ワークステーション、経路を目的に合わせて配置および整理し、最適なフローと効率を確保するプロセスです。
オーダーを整理して在庫を追跡するソフトウェアソリューションです。このシステムはAutoStoreシステムとは関係なく、通常はサードパーティで提供されます。詳細はこちらをご覧ください。
発送準備の際、注文品が安全かつ効率的に梱包される倉庫内の指定エリアです。
オーダーピッキング作業を円滑に最適化するように設計されたソフトウェアソリューションです。顧客のオーダーに正確かつ迅速に対応します。
ピッキングから梱包まで、倉庫のさまざまプロセスを最適化する高度なシステムと技術を備えた倉庫内の指定エリアです。詳細はこちらをご覧ください。
商品のピッキング、梱包、搬送など、さまざまな倉庫作業を強化する目的で特別に設計されたロボットシステムです。詳細はこちらをご覧ください。
倉庫内の作業員と資産の、安全で健全な状態を確保するために実施される戦略、ガイドライン、ベストプラクティスです。詳細はこちらをご覧ください。
必要不可欠なツールや高度な技術を備えた、倉庫内に特別に設定されるエリアです。作業員は専門的な作業を最も効率良く、高い精度で行うことができます。G2P(Goods-to-Person)システムでは、倉庫ワークステーションは、ロボット在庫ビンを作業員に届けるポイントとして機能し、オーダーピッキングや在庫補充プロセスを円滑にします。詳細はこちらをご覧ください。
AutoStoreワークステーションまたはConveyorPortに関連する場合、ポート内のビンの向きを表します。ワイドポートは、長い方の側面がオペレーターに向くようにしてビンを搬送します。ナローも参照してください。
xHandlerはAutoStoreの例外ハンドラです。エラーを検出し、ユーザーが操作せずにエラーを修正するバックグラウンドプログラムです。
作業員が倉庫内の特定のゾーンやエリアを割り当てられ、指定のゾーンからのみ品目をピッキングするオーダーピッキング方法です。