丈夫なコンテナ
ビンとは、在庫を保管するコンテナです。グリッド内で、ブロックのように横に並べたり上に重ねたりできます。丈夫な構造で、ロボットが丁寧に取り扱うので、いつまでも使い続けることができます。
すべての商品は、「ビン」と呼ばれる標準化された特別設計のプラスチック容器に保管されます。それぞれのビンは、AutoStore™コントローラーのデータベースに保存された固有の番号で識別され、その番号がビンにラベル表示されています。システムはすべてのビンの所在を把握しています。
ビンは3種類のサイズが用意されており、可動式仕切り板を使用すればさらに柔軟性が高まります。ビンをより小さな区画に分割し、カテゴリーの異なる複数の商品を保存したり、ストレージ容量を増やしたりすることができます。
最も大きいビン(425mm)は、 R5+およびR5+ Proロボットで使用できます。
HDPE、PP-C、帯電防止PP-ESDで製造されたビンは積み重ね可能で、長期間の何十万回という移動に耐えるように設計されています。ノルウェーのElotec社にある世界初のAutoStore倉庫では、2005年に設置されたビンが今も使われています。
いいえ。AutoStoreでは、サイズの異なるビンの混合使用はサポートされていません。
ただし、可動式仕切り板を使用すれば、効率的で柔軟な対応が可能です。ビンの中を、可動式仕切り板で様々なサイズの区画に分け、ビン内の収納スペースを最大限に活用することができます。
はい。高さが220mmと330mmのビンは、可動式仕切り板を使って最大32区画まで分けることができます。425mmビンは、最大8つのコンテナに分割できます。ビン内の在庫・SKU(ストックキーピングユニット)とその配置は、WMS(倉庫管理システム)で維持・管理します。
現時点で、AutoStoreの正規のモジュールにはありませんが、蓋付きの新しいビンを開発中です。
入れられません。ポートの重量センサーによって、ビンの移動が停止します。
ビンは耐久性の高い素材で作られ、穴のない構造になっています。そのため、火災でスプリンクラーが作動した場合も、ビン内の商品が濡れることはありません。また、梱包の破損などによりビン内で商品の中身がこぼれても、それがグリッドに漏れ出ることはありません。
消費者の行動は変わりましたが、サプライチェーンは変わっていません。顧客が求めるスピードと効率性を維持するにはどのタイプのビンがどれだけ必要か知りたい方は、今すぐご相談ください。