ロボットが移動するためにグリッド上部に設置されるレール(トラック)の構成タイプです。「SDG」はSingle/Double Grid(シングル/ダブルグリッド)の略、「DDG」はDouble/Double Grid(ダブル/ダブルグリッド)の略です。
SDG:一方の軸に沿ってシングルレール、もう一方の軸に沿ってダブルレールが敷かれています。シングルレールが敷かれている側の軸では、ロボット同士がすれ違うことはできません(間に少なくとも1セル必要)。
DDG:レールが2本あるダブルレールをどちらの軸にも採用しているため、ロボット同士が両方向にすれ違うことができます。
シングル/ダブルグリッドの場合
ダブル/ダブルグリッドの場合
グリッドの最大高さは、選択したビンのサイズによって異なります。
設計と使用するビンのサイズによって異なります。なお、高さの低い場所にグリッドを設置する場合は、選択したビンのサイズに対して、ポートが正しく動作することを確認してください。
グリッド上部のトラックに必要なスペースはどの構成でも同じで、以下に示すビンサイズごとの最小グリッド高さに含まれています。
ロボットの安全な動作のために、グリッドの上に600mmの隙間が必要です。さらに、サポートスタッフがグリッド上でAutoStoreサービス車両を安全に操作するための十分なスペースも必要です。
どの面も3mm(ビン公差±2mm)です。
はい。今後はDDGが新しい標準になりますが、SDGの継続利用も可能です。
はい、設置できます。ビンリフトのグリッドツーグリッド(G2G)構成では、床面高さが異なるグリッド間でビンの移動が可能です。
ビンリフトは、現在は以下の国や地域でのみ販売しています。
Grid Bracerを使用すれば、AutoStoreグリッドを自立させることが可能です。
AutoStore™は様々な倉庫に対応可能です。