よくある質問 ビン

ビン

ビンに保管できる商品の重量は最大で何kgですか?

現在の最大耐荷重は30kgです。

1つのグリッドにサイズの異なるビンを配置できますか?

いいえ。AutoStoreでは、サイズの異なるビンの混合使用はサポートされていません。

ただし、可動式仕切り板を使用すれば、効率的で柔軟な対応が可能です。ビンの中を、可動式仕切り板で様々なサイズの区画に分け、ビン内の収納スペースを最大限に活用することができます。

ビンのESD(静電気放電)対策はどうなっていますか?

220mm、330mm、425mmの各サイズで、3種類の素材を用意しています。

  • 静電気防止:PP-ESD樹脂(ブラック)
  • 静電気防止なし/標準:HDPEまたはPP-C樹脂(グレー)

ビンの防水・漏洩対策はどうなっていますか?

ビンは耐久性の高い素材で作られ、穴のない構造になっています。そのため、火災でスプリンクラーが作動した場合も、ビン内の商品が濡れることはありません。また、梱包の破損などによりビン内で商品の中身がこぼれても、それがグリッドに漏れ出ることはありません。

1つのビンに異なる種類の商品を保管できますか?

はい。AutoStore™のビンは、可動式仕切り板を使って最大32区画まで分けることもできます。ビン内の在庫・SKU(ストックキーピングユニット)は、WMS(倉庫管理システム)で維持・管理します。

30kg以上の商品を保管することはできますか?入れた場合、システムはどのように対応しますか?

入れることはできません。最大耐荷重を超える商品を入れると、システムエラーの原因になり得ます。ポートに設置されたセンサーによって、システムは重量オーバーのビンを受け付けない仕組みになっています。

入荷/出荷ポートで、グリッドからビンを取り出すことはできますか?

「移動」ポートでシステムからビンを取り除くことは可能ですが、ビンの損傷のリスクを減らすため、ビンは管理された特定のエリア内(例:コンベヤーループ)で取り扱うように注意してください。

不具合のあるビンを、システムを停止させずに取り除くにはどうすればよいですか?

AutoStore Bin ResQ Robotを使えば、AutoStoreスーパーユーザー(高度な訓練を受けたユーザー)は過充填や故障したビンを、グリッドに立ち入ることなく迅速に回収できます。ビンを回収している間もシステムは稼働し続けるため、平均修復/復旧時間(MTTR)の短縮と、より高いシステム稼働率が実現します。 

ビンの内寸を教えてください。

おおよその内寸は次の通りです。

  • 220mmビン(小):600×400×200mm
  • 330mmビン(中):600×400×310mm
  • 425mmビン(大):600×400×400mm

ビンに蓋は付いていますか?

現時点で、AutoStoreの正規のモジュールにはありませんが、蓋付きの新しいビンを開発中です。

どのロボットモデルも、全サイズのビンを操作・輸送できますか?

すべてのモデルが、220mmと330mmのビンを操作・輸送できる設計になっています。そのうちR5+とR5 Pro +モデルは、最も大きな425mmのビンを取り扱えるよう設計されています。

システムは何段までのビンを取り扱えますか?

最大の段数は、システムで使用されるビンのサイズによって決まります。

  • 220mmビン×26段
  • 330mmビン×18段
  • 425mmビン×14段

サイズの大きい425mmビンへの収納に適している商品は何ですか?

背の高い425mmビンには、主に靴や半導体などの商品を収納します。

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AutoStore™は様々な倉庫に対応可能です。