DHL社、イノベーションセンターにAutoStore™を展示

ドイツ、トロイスドルフ、2023年3月7日 — AutoStore は、トロイスドルフのDHLイノベーションセンターにおける「ソリューションボックス」の新たなパートナーとなりました。世界をリードするロジスティクスグループとともに、AutoStoreは、小売業者向けの統合ストレージおよびオーダーフルフィルメントソリューションのデモを行っています。デモアプリケーションには商品のオンラインストアが含まれており、イノベーションセンターの来場者は自ら商品を選択、注文、ピッキングすることができます。

この出展の中核となるのが、250個のビンを搭載したAutoStoreシステムの、2台のR5ロボットとワークステーションによる非常にコンパクトなデモです。来場者は、店舗システムで選んだ商品が入ったビンが、ロボットによって自動的に取り出され、CarouselPortに運ばれていく様子を直に見ることができます。ピッキング後、モニターでの確認が行われ、ビンは再び倉庫に収納されます。AutoStoreは、ハードウェアとシステム用コントローラーとともに、初めて独自のWMSソリューションも提供し、実装しました。

「今回の出展で、キューブ型保管のパイオニアであるAutoStoreと、ロジスティクス業界のビジョンリーダーであるDHL社は、ショッピングとロジスティクスのプロセスを完全に相互作用させる、スマートで総合的なソリューションを小売業者向けに紹介しています。DHLイノベーションセンターのソリューションボックスに参加できることを誇りに思います。」と、AutoStore（ドイツ）のManaging DirectorであるPeter Bimmermannは述べます。

DHLイノベーションセンターには、ツアーやお客様のワークショップ、イベントなどで年間約13,000人が訪れます。AutoStoreのソリューションは、約2年間展示される予定です。

‍

AutoStoreについて

AutoStore™ は1996年に設立されたテクノロジー企業で、オーダーフルフィルメントソリューションを開発し、ブランドの商品保管と回収効率化の実現を支援しています。当社は、現存するオーダーフルフィルメントソリューションの中で最も高密度なキューブ型保管オートメーションを発明し、そのパイオニアであり続けています。AutoStoreの焦点は、ソフトウェアとハードウェアを人間の能力と融合させ、倉庫管理の未来を創造することです。AutoStoreは、世界49カ国に1150以上のシステムを持ち、幅広い業種に対応しています。すべての販売は、「パートナー」と呼ばれる資格のあるシステムインテグレーターのネットワークによって配布、設計、設置、提供されます。本社はノルウェーのネドレヴァッツにあり、オスロ（ノルウェー）、米国、英国、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、オーストリア、韓国、日本、シンガポールにオフィスを構えています。

AutoStoreシステムは、アルミニウム製のグリッド、ロボット、ビン、ポート、コントローラーで構成されています。ビンは積み重ねられてグリッドの中に配置されます。ロボットはグリッドの上部にあるレールに乗り、必要に応じてビンを取り出します。ビンはポートに運ばれ、常駐する倉庫のオペレーターが商品のピックアップや補充、タグ付け、梱包、発送を行います。そして、この作業全体の頭脳として機能するのが「コントローラー」です。

 DHL社について

DHL社は、ロジスティクスにおける世界トップのブランドです。DHL社の各部門では、国内や国際小包配送から、電子商取引、国際エクスプレス輸送、陸上、航空、海上輸送、サプライチェーン管理における輸送およびフルフィルメントソリューションまで、独自のロジスティクスポートフォリオを提供しています。世界220を超える国と地域に約380,000人の従業員を擁するDHL社は、人々と企業を安全かつ確実に結び付け、グローバルで持続可能な貿易を実現しています。発展途上国および新興市場で独自の存在感を示し、テクノロジー、ライフサイエンス、ヘルスケア、エンジニアリング、製造、エネルギー、自動車モビリティ、小売などの成長分野に特化したソリューションを提供するDHL社は、「世界のロジスティクス企業」です。

DHL社は、Deutsche Post DHLグループの一員です。同グループは2021年に810億ユーロを超える収益を上げました。持続可能な行動と社会と環境へのコミットメントにより、同グループは世界に積極的な貢献をしています。Deutsche Post DHLグループは、2050年までにゼロエミッションのロジスティクスを実現することを目標としています。

 メディアお問い合わせ先:

VP Communications、Hansine Korslien Lyngøy、

‍